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コクリコ坂から

1960年代の雰囲気がびしびしやってくる。
気持よく、物語の展開について行きながら、
《あれつ?、この雰囲気は懐かしいなー。》
中学の頃の想い出がじわりじわり重なる。

《これはー・・・、ジブリが日活青春映画をパクった?》
《吉永小百合がアニメになった?》

ジブリの作品を劇場で見るのは初めてである。
いつもはもちろんTV放映やレンタルDVD。
そこで何となく妙に、《観てみよう》とちょっぴり力んだかもしれない。

一応、思ったこととですが、
この作品は、息子吾朗の作品を装っているが、実は駿パパの作品であること。
駿パパそのものである。
息子吾朗は自分の映画を作らなければならない。

背景の絵は実に細やかに時代を写している。
《はっ!》と驚く感情がこもっている時もある。
でも、その背景の細やかさと奥深さと執念深さに比べて、人物が情けないくらい平板な印象を持つ。
どんな制作の仕方をしたのだろうか。
ジブリさんには、もうかっての生命感溢れる絵を描く技術はなくなったのだろうか。
外注で事済ませてるのかな?

と、ちょっとねちっぽく評してみた。
でも、やっぱりこのノスタルジーはいいなぁ。
お説教くさいアジもあるけど、今、この時だからある意味良しとしよう。
劇中、みんなで合唱する. 《白い花の咲く頃 》、懐かしさのあまりついホロリとしてしまった。

ちょっと気になるのが、この作品の持つ雰囲気は、若い鑑賞者のハートに響くのかな? ということ。
《60年代前半の恥らいと奥ゆかしさ》は今の若者のハートに届くのだろうか。

コクリコ坂から
監督: 宮崎吾朗
脚本: 宮崎駿 / 丹羽圭子
原作: 高橋千鶴 / 佐山哲郎
プロデューサー: 鈴木敏夫
音楽: 武部聡志
主題歌: 手嶌葵
キャスト(声の出演):長澤まさみ、岡田准一、竹下景子、石田ゆり子、風吹ジュン、内藤剛志、風間俊介、大森南朋、香川照之、他
オフィシャルサイト



by cochi1228 | 2011-07-21 12:00 | 映画 | Trackback(18) | Comments(6)
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Tracked from はらやんの映画徒然草 at 2011-07-23 22:07
タイトル : 「コクリコ坂から」 淡々と物語がすすんでいく
「ゲド戦記」の宮崎吾郎監督の久しぶりの作品。 前作品から5年ほど経っていることに...more
Tracked from 京の昼寝〜♪ at 2011-07-24 10:34
タイトル : 『コクリコ坂から』
□作品オフィシャルサイト 「コクリコ坂から」 □監督 宮崎吾朗□脚本 宮崎 駿□原作 高橋千鶴□キャスト(声) 長澤まさみ(メル:松崎 海)、岡田准一(風間 俊)、竹下景子(松崎 花)、石田ゆり子(北斗美樹)、風吹ジュン(松崎良子)、内藤剛志(小野寺善雄)、......more
Tracked from 映画のブログ at 2011-07-24 22:55
タイトル : 『コクリコ坂から』 忘れ去られたモデルとなった事件
ڥͥХա ʤ1963ǯʤΤ� ޥإꥳ䤫٤ޥؤʤ褷٤Ϣܤ줿Τϡ1980ǯǤ롣λطʤˡλξоݤ줿ޥ顢DzΤ褦˹ٷкĹȤ櫓ǤϤʤ ˤ⤫餺Dzإꥳ䤫٤λ1963ǯꤵƤ롣 1963ǯ1941ǯ1ޤεܺٻ22Сؽؤ´Ȥ˥᡼ȤưҤǯǤ롣ʤαDzϵܺٻΥ˥᡼ΤϤޤȤʤäƤΤ ޤͤǯջСν̩18ǯ̤롣1963ǯ18ǯȱ1945ǯǤꡢֽӤҸɻǤ......more
Tracked from レザボアCATs at 2011-07-25 06:46
タイトル : コクリコ坂から #51
’11年、日本 監督:宮崎吾朗 原作:高橋千鶴、佐山哲郎 企画:宮崎駿 脚本:宮崎駿、丹羽圭子 音楽:武部聡志 プロデューサー:鈴木敏夫 キャラクターデザイン:近藤勝也 撮影:奥井敦 音響:笠原広司 主題歌:手嶌葵 挿入歌:坂本九 キャスト:長澤まさみ、岡田准一、竹下景子、石田ゆり子、柊瑠美、風吹ジュン、内藤剛志、風間俊介、大森南朋、香川照之   想像してたよりずっと素敵な物語で大満足。ファンタジックな物語なのかと勝手に考えていたら、そうではなく。高校生の等身大の日常、という現......more
Tracked from Akira's VOICE at 2011-07-25 18:00
タイトル : コクリコ坂から
じわりじ〜んわりと効能を発揮する良作。 ...more
Tracked from ラムの大通り at 2011-07-25 22:15
タイトル : 『コクリコ坂から』
----これって、宮崎吾朗監督の新作だよね。「うん。実を言うと、この監督の前作『ゲド戦記』のとき、ぼくはけっこうほめちぎって、周りの信用(?)を失ったことが…(汗)。そのせいもあって、今回は、少し引いて観てみたんだけど…。いやあ、これは一言で言えば珍......more
Tracked from MY ALL at 2011-07-28 18:42
タイトル : スタジオジブリ 最新作【コクリコ坂から】を観て・・・(笑)。
当ブログにご訪問の皆様、こんばんは!!今日は、曇り空が広がり、湿度が高く蒸し暑かったですね。時間が経つにつれ、太陽が顔をだし、私を干し柿にするような強い日差しのジリジ ......more
Tracked from FREE TIME at 2011-07-30 12:39
タイトル : 映画「コクリコ坂から」
話題の映画「コクリコ坂から」を鑑賞しました。...more
Tracked from 映画、言いたい放題! at 2011-08-03 04:19
タイトル : コクリコ坂から
ブログネタ:うまく歌えたらイイナ!と思う曲は? 参加中 COPDのイベントの後、 会場の近くの映画館で観ました。 宮崎吾郎氏のジブリ作品第二段ですね。 最近のジブリ作品は今一つだし、 吾郎氏の最初の作品も然りだったので 行く予定はなかったのですが、 テレビ...more
Tracked from 新・狂人ブログ~暁は燃え.. at 2011-08-03 21:59
タイトル : 「コクリコ坂から」感想
 「ゲド戦記」の宮崎吾朗第2回監督作品。1980年代に「なかよし」で連載された少女漫画(高橋千鶴・作画)、佐山哲郎・原作)をスタジオジブリ制作でアニメ映画化。    ちなみに「コクリコ」とは、フランス語で「ひなげし」の意味なんだそうな。ずっと鶏の鳴き声だと思...more
Tracked from 単館系 at 2011-08-03 22:12
タイトル : コクリコ坂から(2011-050)
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Tracked from soramove at 2011-08-06 00:16
タイトル : 映画「コクリコ坂から」ノスタルジーに今は浸る時じゃない
「コクリコ坂から」★★★岡田准一、長澤まさみ、風間俊介、大森南朋、竹下景子、石田ゆり子、柊瑠美、風吹ジュン、内藤剛志、声の出演宮崎吾朗監督91分、2011年7月16日より全国公開,2011,日本,東宝(原作:原題:漫画:コクリコ坂から )←                     →  ★映画のブログ★                     どんなブログが人気なのか知りたい←「見る予定に無かったが上映時間が丁度良くポイントで無料で見れたので鑑賞、描かれる舞......more
Tracked from 映画的・絵画的・音楽的 at 2011-08-08 06:17
タイトル : コクリコ坂から
 『コクリコ坂から』を、新装なったTOHOシネマズ渋谷で見てきました。(1)この映画は、1963年の横浜を舞台に、男女の高校生の清々しい恋愛を描いた作品と言えるでしょう。ですが、下記の前田有一氏が述べるように、「話にも、絵にも、演出にも目を見張るものがない。こ......more
Tracked from 食はすべての源なり。 at 2011-08-08 15:25
タイトル : コクリコ坂から
コクリコ坂から★★★★☆(★4つ)う~ん。良いか悪いかで言ったら良かったんだけどね。染み入るものに涙したのは事実なんだけど。。。「なぜ、今、ジブリからこの作品なんだろう」って思ってしまったのが正直なところでした。1960年代の横浜を舞台に、高校生男女の交流を描く。戦争で船乗りの父を亡くした海は、父が亡くなった後も毎朝信号機を揚げるのが日課。そんな中、海が通う高校の文化部室棟(通称カルチェラタン)の取り壊しをめぐって学生運動を繰り広げられる。取り壊し反対の風間俊と出会い、心惹か......more
Tracked from 青いblog at 2011-08-10 18:54
タイトル : コクリコ坂から
スタジオジブリ・プロデュース「コクリコ坂から歌集」 コクリコ坂から サウンドト...more
Tracked from 日々 是 変化ナリ 〜 .. at 2011-08-10 19:19
タイトル : 映画:コクリコ坂から 1枚の写真に込められた想い。映像の..
ジブリの最新作。1963年頃の横浜を舞台に、繰り広げられる高校生たちの青春。この時代の風景が、ただただ美しい。そしてみずみずしい。これを眺めているだけで、心が満たされていく。一方で、ノスタルジーっぽい気分だけに終始させないところが腕の見せ所か。(そ......more
Tracked from よしなしごと at 2011-09-10 03:48
タイトル : 映画:コクリコ坂から
 個人的にはゲド戦記が微妙だったので見ようかやめようか迷っていたのですが、ネットでも今回の作品はおもしろい!との評判。と言うことでコクリコ坂からを見てきました。...more
Tracked from もっきぃの映画館でみよう.. at 2011-09-19 02:17
タイトル : コクリコ坂 朝鮮戦争の日本への影響、光と影
【序】もっきぃです。(映画は)約1ヶ月ぶり、元気ですかーっ。昨日、久々に映画をみてきました。今年の56本目「コクリコ坂」です。会社の「ALWAYS三丁目の夕日」が大好きな同僚(60年代生れ)が『同監督の「ゲド戦記」の1000倍よかった』というのを聞き、「......more
Commented by とらねこ at 2011-07-25 06:26 x
初めまして!ご訪問ありがとうございました。

駿は脚本と製作を担当していますから、まだまだ父の手が多く入った作品、と言えるかもしれませんね。
インタビューを読んだのですが、「自分が書いた風間は、あんなに弱い男じゃない。あれじゃ、まるで吾朗だ」なんて言ってました(笑)
監督を別の誰かに任せた時点で、宮崎駿と言えど、ある程度責任は委ねているかと思いますよ。
Commented by cochi1228 at 2011-07-25 08:26
監督は息子吾朗ですのに、サイトやポスターのクレジットでは駿パパの名前が先に表示されています。駿パパの方が強いんですね。
作品の背景の細やかさ、情感の込め方にノスタルジーを感じ、ちょっぴりホロリです。
Commented by cyaz at 2011-07-25 12:33 x
cochiさん、こんにちは^^
TB&コメント、ありがとうございましたm(__)m
二世がオヤジを超えるのは、どこの世界でもなかなか
難しいものですね。
吾朗監督はその点、あまりにオヤジが偉大すぎて。
独自論を展開する前に、自分のカラーを最大限に出す
努力を先にして欲しいところです。
とはいえ、オヤジの大看板はもっと利用できるだけ利用して、
大きな飛躍への礎にしてほしいものです!
そんなことを思いながら「コウリコ坂から原画展」にも行って来ました(汗)
Commented by cochi1228 at 2011-07-25 23:07
駿パパの初期もんは、僕は大好きです。
躍動感溢れる線画には、とことん引きつけられます。
ちょっとテーマに凝り過ぎるところが玉にキズでしょうか。
息子もやはりテーマに凝り過ぎる血を引き継いでいますね。
でもそれはアーティストとしては当然のこと。
次回作を観る愉しみです。
Commented by えい at 2011-07-31 15:18 x
こんにちは。

「人物が平板」。
ぼくは、そこに懐かしさを感じました。
あの頃の、いわゆる娯楽映画は、
複雑な人格がなくて、
子ども心にもすんなり入っていけました。
いま、観ると、
同時代でも、黒澤映画などは
深い切り込みがあるのですが、
こういう明朗さはいまや消えうせた感が…。
「思っていることを咀嚼なしにスバっと言う」。
その良しあしは別として、
底から生まれるテンポがとても嬉しかったです。
Commented by cochi1228 at 2011-08-03 16:36
えいさん、こんにちは。
かなり深淵な鑑賞ですね。、
ジブリは中高年のためのアニメ制作集団にもなりそうですね。
今回の作品は、ストレート過ぎて、
どうもアニメ独特の異次元の爽快感がかなり薄いような気がしました。
そして、ポスターが余りにも少女趣味な点が、どうも気にかかります。
ただ僕のような年齢の者には、かなり懐かしさが漂いました。
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